back

Pinky:st.互換パーツ ジョシコウセイノフク 取扱説明書補足


ジョシコウセイノフク

 パーツを洗浄して、離型剤を落とします。中性洗剤を入れた水に一晩ぐらい漬けておき、その後クレンザーなどの研磨剤入りのものを付けた歯ブラシでごしごしこすります。離型剤落としを怠ると塗料をはじいてひどい事になって後悔します(経験済み)。

 ポリデントなどの入れ歯洗浄剤を使用する人もいます。歯ブラシでごしごしする必要がないらしいです。詳しく知りたい方はgoogleで検索かけてみてください。

 バリや湯口などの邪魔な部分をカッターで削ったりやすりをかけたりして綺麗にならします。


ジョシコウセイノフク

 首穴は浅くしかあいていないので、3mmのピンバイスで穴をあけてください。

 ピンバイスは、ピンキーのガレキを作ったり改造したりするにはほぼ確実に必要になります。3mm(首の穴と足裏の穴)、2.5mm(後ろ髪パーツの穴)、1mm(手の穴や軸打ち用)を持っていれば大抵間に合います。あとは必要なら1.5mm(おだんご等の髪パーツ接続穴)。100円SHOPでも売ってますが、TAMIYA製とかのほうが穴空けしやすいです。


ジョシコウセイノフク

 腕は、接着時の補強の為に真鍮線などを通しておきます。「軸打ち」で検索かけると上手いやり方が解説してあるところがあったりします。


ジョシコウセイノフク

 接合面が上手く合わない場合や、腕の取り付け角度を調整したい時は、パテできっちり合った接合面を作ると、塗装後の接着で苦労しなくてすみます。片方にメンタムやハンドクリームなどを塗り、もう片方にパテを盛ります。ぎゅっと合わせて硬化後取り外し、はみ出したパテを削ってやすって整えます。

 パーツに気泡がある場合はパテ等で埋めてください。「気泡埋め」で検索をかけるといろいろな方法が解説されているのでガレキ作りに慣れていない方などは参考にしてみてください。他力本願解説。


ジョシコウセイノフク

 ネクタイは破損や紛失にお気を付け下さい。原型作成時に一回破壊し、作成時に一つなくしました・・・。

 裏に[A]とある方がYシャツボディ用、無印がブレザーボディ用です。間違うとボディに上手く合いません。

 ただしい組み合わせにしているのにネクタイとボディが上手く合わない場合は、パーツに歪みが生じてしまっています。ネクタイパーツをお湯に漬けるかドライヤーを当ててレジンをやわらかくしたあと、ボディに合わせて形を整えてください。


ジョシコウセイノフク

 スカートは多少長めになっています。好みの長さに削ってお使い下さい。写真は削ったあと。

 裾に気泡が入りやすいので、いちいちパテで埋めるよりは気泡のある部分を削ってしまうと楽です。勿論気泡を埋めて、そのままの長さで使ってもかまいませんが。

 ジョイント部分は既存パーツに合わせて削ってください。


ジョシコウセイノフク

 サーフェイサーを吹くと細かい気泡が見えて鬱になります・・・。溶きパテやポリパテ、瞬着などで埋めてください。

 気泡埋めが終わったら塗装前にベースホワイトを吹くのが一般的でしょうか。


ジョシコウセイノフク

 好きなように塗装して、腕とネクタイを接着したら完成。

 肌の色は、Mr.カラーのレドームと白を混ぜたものに黄色を少々入れると近いものができます。レドームと白を1:1ぐらいで混ぜてから、製品の肌色に近くなるように明度を微調整。その後黄色を入れて色味を調節していきます。いろいろ試してみたけど、一番簡単に近い色が出るのがこの組み合わせでした。


back


無断転載禁止

copyright(c)Shuichi Ono.