田園調布の裏通り。

　京極夏彦・姑獲鳥の夏を初めて読んだのは6年ぐらい前ですかね。当時入り浸ってたチャットで面白いよーとすすめられ、厚さにくらくらしながら買い、難解な文章にめげそうになりながらも読んだらあまりの面白さに夢中になりました。
　で、その姑獲鳥の夏が映画化で。オフィシャルサイトできてました。予告編を見る為にわざわざWindows Media Playerをダウンロードするも見えず、Real Playerまでダウンロードするはめに。で、見た。
　・・・違うよ京極堂はもっと厳しい顔つきじゃないとダメだよ。木場修もなんか違うよ。関口は個人的に明確なイメージないからまぁいいや。・・・ギャー！榎さんがまともな服着てるうえにヒゲはえてるよ！いやあああっ！違うよ榎さんはこんなんじゃないよ！
　そんな中で敦子さんだけは素晴らしい。イメージぴったりだそのまんまだ！・・・服が。いや、田中麗奈の涼しげな感じは合ってると思うです。うん。上戸彩にされなくて良かった・・・。
　こっちのサイトのほうが情報詳しいです。オフィシャルサイトはまだ未完成が多いし。
　映画と本は別物、と唱えながら見に行くと思います。

　本のほうはほんとに面白いですよー。難解な謎がするする解けていく快感がたまらないのですやみつきなのです。京極堂シリーズは面白すぎなのです。姑獲鳥でそんなにハマらなくても、次の魍魎の匣で落ちると思います。あとはもうまっしぐら。多分。