モールドコート使用レポその3
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25個程度抜いたところで結構貼りつきはじめたので、再度モールドコート塗布して拭き取り。
シリコン型とレジンの合わせ目の角部分が多少固くなっているところもあるけど、面の部分の大半はシリコンが柔らかいまま。
途中でちょこっと塗ったりしていたので、瓶の中のモールドコートは残り1/4程度。
気付いたらモールドコートが瓶の中で固まっている・・・。開けてから46時間ぐらいの時でしたか。結構なショックでうっかりモールドコートと窒素ガスを通販ポチりました。
35個あたりで結構貼りつき気味になってきました。はい、離型剤ぷしゅー。モールドコートもないし、仕方ないよね!
37個あたり抜いたところで、結構タイトなオーバーフロー型の一部が貼りついてちぎれました! 40個でもう一つのオーバーフロー型も死亡。でも逆テーパー入ったオーバーフロー型は毎回30ショットいかずに死亡する事が多いので、まだ良いほうですか。モールドコートが固まってなかったら塗ったんだけど・・・。
2面型は40回抜いて、貼りつき気味なところもあるけどほぼ無事でした。
ちなみに20個抜いて、貼り付きのない時点でモールドコートを追加塗布したもう一つの2面型は、35回ほど抜いてもつるんと抜けるままでした。ある程度抜いたら貼りつく前にモールドコート塗ると良いかと思われます。
ただ、モールドコート塗ると表面が荒れ気味になるです・・・。表面が梨地に。
使用した品
シリコンはボークスのEXシリコン。レジンはウェーブノンキシレンアイボリー。
総括
モールドコートをもうちょっとまめに塗っていればもっと抜けたかも。でもモールドコートを塗るたびに表面が荒れていくジレンマ。
実は前回、今回と同じEXシリコン+ウェーブレジンキャストで、離型剤を壽屋オリジナルのスプレーにしていたら、オーバーフロー33回、2面型35回まで難なく抜けてたんですよね。壽屋オリジナル離型剤がすさまじかったんですが、モールドコートと比べてどっちが良いか・・・。
30個ぐらい抜けば良いのならコスト的にも壽屋離型剤の方が良いのかもしれないと思います。表面荒れないし。
40個以上確実に抜きたければモールドコートはそうとう戦力になるかと思われますが、塗りも拭き取りも神経使わないと複製品の表面が荒れる覚悟が必要。
以上、個人の感想ですので万人に当てはまるとは限りません。念のためw